トラストバンクの「人」に焦点をあてた本シリーズ「トラストバンクの人」。
今回は、行政DXを支援する、パブリテック事業部の開発者 泉さんにお話を聞いてみました!
泉 尋公
出身地:秋田県三種町
新卒でWeb広告の効果測定をする企業にエンジニアとして入社。その後、受託開発を経験し、2023年6月にトラストバンクへ入社。
ー現在の業務を教えてください。
ICT技術を活用し、自治体業務の生産性の向上を促し、付加価値の高い住民サービスの実現を目指している「パブリテック事業部」にて、LoGoフォーム※の開発を担っています。
パブリテック事業部の開発体制はスクラム開発を採用しており、LoGoフォーム開発チームにおいては、LeSS(Large-Scaled Scrum:大規模スクラム)を実践しており、2つのスクラムチームに分かれ、フロントエンド・バックエンドどちらの開発にも携わっています。
もちろん、これまでの経験有無や、得意不得意もあるので、チームで進捗が止まらないようにチーム全員でフォローしながら開発しています。
また、実装だけではなく、リリースの仕組みを考えたり、自身が操作する中で使いづらいと感じたポイントをビジネスメンバーと意見交換するなど、サービスを提供する一員として顧客価値の最大化に向けたすべてのことを業務範囲として様々な取り組み・提案も行っています。
LoGoフォームは自治体職員さんだけではなく、その先の住民の方々も利用するプロダクトなので、セキュリティはもちろん、老若男女問わず、分かりやすく・使いやすいプロダクトであることが求められていますので、直感的に分かるUI/UXへの意識や、日々の開発中の動作確認においても、「ちょっと使いにくいかも…?」という些細な違和感もチームにフィードバックするなど、細かく修正・相談するように意識しています。
※LoGoフォーム:
行政のネットワーク環境「LGWAN」上で、アンケートや申し込みの作成・集計ができる自治体専用WEBフォーム作成ツール
2024年2月時点で、LoGoフォームローンチ後、3年11か月で全国の自治体の3分の1以上にあたる655自治体に導入されています。
(https://publitech.fun/service_logoform)
ートラストバンクへ入社の決め手になったことは?
1社目で自社開発、2社目で受託開発とそれぞれ経験し、自分は自社開発の方がやりたいことができると感じたので、自社開発企業に絞って転職活動を行っていました。
受託開発に携わっていた時、「もう少しここを改善したい」と思う場面はたくさんあったのですが、それをプロダクトに反映できるかはクライアント次第で、やるせない想いを持っていました。
自社開発を軸としたのは、チームの一員として気兼ねなくプロダクト・サービスの方針に対して意見を発することや、将来の夢のようなプロダクトビジョンをメンバーに気兼ねなく共有できると考えたからです。
また、自身の性格として、困っている人を助けたり、不便なものを便利にするなど、マイナスを0から1にすることで社会に貢献したいという想いを持っており、トラストバンクのパブリテック事業であれば、両方の想いを叶えることができると感じたので入社を決めました。
実際に開発者として入社してみて、ビジネスメンバーとの距離の近さや、開発者も実装だけではなく、要件定義・設計・実装・テスト・リリース・運用など、顧客価値の最大化に向けた”すべてのこと”が業務領域となっており、幅広く事業・プロダクトに貢献できるという点で、本当に入社してよかったなと感じています。
ー仕事において大事にしていることを教えてください!
個人的な仕事に対するモットーとしては、毎日現状を見直すことを習慣化しています。例えば、本来進むべき方向があるが、自身が進んでいる方向が実はズレていた場合、1歩進んだあとと、100歩進んだあとでは軌道修正にかかる時間が全然違うので、常に見直す・振り返ることを大切にしています。
開発を行う上では、担当プロダクトを「こうしたい」という気持ちが自然と湧き上がってくるかが非常に大事だと考えており、常に確認しています。
トップダウンの環境や、自分自身がプロダクトに愛が持てていない状態だと、空気を読んだり、自分の想いと異なることを言わなければならない場面も増えてしまうと思いますし、逆にプロダクトに対して愛を持てると仕事も楽しくなるので、結果的に仕事自体が長続きする秘訣かなと思っています。
良い意味で息をするように仕事を・勉強を・アウトプットをする。ということが出来ている状態を維持したいですし、今の環境はそれができている状態なので、やりがいを感じながら働いています。
ーチームの雰囲気や組織の強みを教えてください。
私は今、兵庫県に住みながら、フルリモートで勤務をしていますが、常時zoomで繋がっているので(何もない時はミュートで必要なタイミングでミュート解除という運用)、隣に座っている感覚で業務ができる環境です。
そのため、自分自身はリモートワークで困ったことはなく、仕事と趣味がシームレスに切り替えられるので、自分自身にとってはメリットしかないですね。
全社員の在住都道府県は20を超えており、関西圏の方も多いので、時々集まって交流したりしています。
組織の強みで言うと、上下・横の距離の近さですね。
パブリテック事業部は、上司やサポートチーム、ビジネスメンバーなどステークホルダーとの距離も近いので、事業やサービスに対する方針に関しても、ただ上で決まったことをやるのではなく、自ら発信できることはやりがいにも繋がっています。
やっぱり、ものつくりが好きなエンジニアとしては、自身の携わっているプロダクトを全てにおいて万全の状態にしたいという想いがあるので、事業に近いこの環境はすごく気に入っています。
ー今後の目標を教えてください。
自治体職員さんから「ワード・エクセル・LoGoフォームが三種の神器」と仰っていただけるほど、”日常的なもの”としてLoGoフォームを利用いただいています。
利用自治体数も年々増えているので、新しく利用開始した自治体職員さんがすぐに日常利用できるよう、分かりやすいプロダクトを意識して機能や画面を作っていきたいです。
LoGoフォームの開発は日々新しい気づきの連続なので、業務での知見・経験を積みながら、会社の制度(「育自分制度」:書籍や映像コンテンツ購入、セミナー・勉強会・研修・カンファレンスへの参加・登壇、定額制サービスの利用料、資格取得の勉強など、自身の学びにかかわる費用を会社が負担する制度)も活用し、プロダクトの成長と共に自身もスキルアップしていきたいです。
★「LoGoフォーム」のプロダクトグループでは、現在様々なポジションで採用募集を行っています。
ビジネスサイドとの距離が近い環境でこれまでの技術力を活かし、社会貢献したいという想いを持っていらっしゃる方は、まずは話を聞きに来ていただけると嬉しいです!
※本記事はWantedlyの記事をTBbase用に編集したものです。
※事業部・肩書などは公開当時のものです。