2024年1月16日、トラストバンクの本社が目黒に移転しました!
トラストバンクのビジョンは、「自立した持続可能な地域の実現」です。
そのためにも、都市部オフィス集中型の働き方を見直し、リモートミーティング・コラボレーションツールを活用することで、地理的な制約にとらわれることなく働ける環境をメンバーに提供してきました。
もともとトラストバンクは、会社設立以降、毎日オフィスに出勤してリアルコミュニケーションを重視するスタイルを採っていました。その後、新型コロナによる外出自粛要請に伴って完全リモートワーク体制を導入し、2021年2月にはWeWork渋谷に本社機能を移転するなど、全てのメンバーがオンラインでも仕事に集中し、成果を出せる環境をつくってきました。
そして今回、2024年1月16日より、本社を品川区上大崎のJR東急目黒ビルに移転。自律したメンバーたちが、必要に応じてリアルとオンラインを使い分けることができる環境を整備しました。
今回の本社移転に関して、代表取締役の川村さんは「WeWorkに本社機能を移した当時は、地域経済への貢献や、ライフステージによって住む場所が変わっても働き続けられる会社にしたいという想いなどから、振り切った『完全オンライン化』を行いました。その後も社員数は増え続け、現在は200名を超えています。働き方が多様化する一方で、気軽なコミュニケーションが取れなくなっているなど、気になる点が出てきました」
と、社員たちがさまざまな勤務スタイルを選択できるようになった一方、社員同士の交流が減った現状を指摘。
それは、インナーブランディングチームが昨年7月に行った社内アンケートでも現れていました。
アンケートの内容は、職場の人と人とのつながりの深さの「程度」を問うもの。
回答はレベル1の「知っている」から、最高となるレベル7の「新しい価値を共創している」までの7段階から選んでもらうもので、レベル1~3が多い関係性を「静的なチーム」、5~7が多い関係性を「動的なチーム」と表します。
その結果、自チームに対しては「動的なチーム」の割合が高く、他チームとの関わりにおいては「静的なチーム」の割合が高いという結果に。
オンラインのみの業務が中心だと、所属チーム内など必要最小限の相手との会話に閉じてしまうケースが多く、他チームとの関わりは雑談を含めて比較的少なくなっているという状況が見て取れました。
「リアルなオフィスが出来たからと言ってすべての課題が解決するとは思ってはいません。ですが、我々がより高みを目指していくためにも、リアルなのかオンラインなのか、という点にも選択肢を持てるようにしたいと思っての今回の移転です」(川村さん)
社内での課題解決に少しでも寄与するためにも、リアルオフィスの役割として「関係性の強化」「オペレーションの効率化」への期待、そしてリモートの役割は今まで通り、「自由な働き方の推進」「フレキシブルな働き方の実証」と、両輪で進んでいくことを決めました。
しかしオフィスを整備したからとはいえ、「最低週◎日は出社!」や、「何時から何時の間は会社にいなければならない」、などリアルオフィス出社に関するルールが定義される訳ではありません。
ハイブリッドワークへシフトする目的としては「より一層成果の出せる働き方に挑戦し、それを最大化させること」。
「build TRUST・信頼のもとに」を原則として、トラストバンクは、これからもより柔軟で効果的な働き方を実現することを目指していきます。