CHRO兼人財戦略部部長の須貝ゆずはさんへのインタビュー後編です。
引き続き、トラストバンクでは、どのような人財戦略を構想・実施しているのかに迫ります。
前編はこちら
選択できる環境とは、とても自由にも思えますが、選択するためにはそれだけの力も備わっていなければなりません。自由である反面、意思を明確化する必要もあり、責任も伴います。須貝さんは「選択するためには、それだけの知識を持っていなければならないため、非常に高度な環境とも言えます」と述べました。
「ただ、一度この『選択する力』を身に着ければ、この先の人生でずっと使っていける一生のスキルとなり、自らの人生もデザインしていくことができます。トラストバンクという職場のみならず、生涯において活きるスキルを養っていけるよう人財戦略を立てており、<自立型人財>の創出を目指しています」(須貝さん)
たとえトラストバンクを卒業した後でも、自立型人財というトラストバンクで養った<選択するスキル>が、人生において役に立っている、と思ってもらえるような経験を、この会社で人財戦略の観点から提供していけたら嬉しい、と須貝さんは笑顔で語りました。会社の成長と同じように、人財面からも成長を底上げしていく。トラストバンクの人財戦略部は、これからもっと挑戦し続けます。
最後に、これだけは言っておきたい!ということがあれば とお聞きしたところ、こんな答えが返ってきました。
「様々な年代でキャリアの悩みがある中で、特に私と同じ30代女性の悩みをよく耳にします。キャリアだけでなく、ライフステージの選択も押し寄せてくる30代の女性にとって、キャリアは一つだけでなく、一人一人に寄り添った選択肢がトラストバンクにはあり、キャリアもご自身の人生も諦めることなく人生を切り開いていってほしいと強く願っています。もし、何か「こうしたい」「こうなりたい」という姿があるのであれば、たとえ大きな壁だったとしても、乗り越える努力と行動は必要になってきます。私自身、結果的に「CHRO兼人財戦略部部長」に着任しましたが、入社してすぐに行動を起こしました。現状の課題把握から改善案を社内に提案したり、時には自分の領域ではないところへの問題提起もし、過去の経験にとらわれず、チャレンジの連続。誰しも「どうなりたいか」を描き、思うだけで終わらず、それに対して確実に行動を起こしていくことによって、新たな景色が見えてくるんじゃないかなと思っています。
トラストバンクは、もっとキャリアアップしたい!と考える方も勿論、様々なご家庭の事情を抱える方に対して、とても理解がある会社です。私も、プロジェクト発足後に産休育休を取得しましたが、どんなライフステージの選択をしても、キャリアにおいてどんなことがしたいのか、意欲がある人には発揮することができる環境と周りの理解があります。もちろんキャリアアップだけでなく、ライフステージを優先にする選択も可能です。何か困ったことや悩みがあればいつでも誰かに相談できるような環境を部としても構築していきたいって思っています。」
須貝さんの柔らかな笑顔が印象的でした。
※本記事はWantedlyの記事をTBbase用に編集したものです。
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