2024.07.29

三重県多気町とふるさとチョイス、ふるさと納税制度を活用したガバメントクラウドファンディング®で、「出張高校生レストラン」の運営費用を募るプロジェクトを開始

~ テレビドラマでも話題になった高校生レストラン「まごの店」が5年ぶりに開催する「出張高校生レストラン」の運営支援で生徒たちの成長を後押し ~

三重県多気町(町長:久保 行央、以下「多気町」)と国内最大級のふるさと納税総合サイト「ふるさとチョイス」( https://www.furusato-tax.jp/ )を企画・運営する、株式会社トラストバンク(本社:東京都品川区、代表取締役:川村憲一、以下「トラストバンク」)は、本日7月29日トラストバンクが提供する、ふるさと納税制度を通じてクラウドファンディング型で寄付を募る仕組み「ガバメントクラウドファンディング®」(以下「GCF®」)で、5年ぶりに東京日本橋にある三重県のアンテナショップ「三重テラス」にて出張開催する「出張高校生レストラン」の運営費を募るプロジェクトを開始します。募集期間は2024年7月29日~9月15日で、目標寄付金額は120万円です。

GCF®で寄付を募る背景
多気町には、三重県立相可高等学校食物調理科調理クラブに所属する生徒たち自らが仕込み・調理・接客・会計まですべてを行う、全国初の取り組みとして注目を集めた高校生レストラン「まごの店」があります。この取り組みをモデルとしたテレビドラマが放送されたこともあり、全国から多くの皆様に応援いただいており、お客様と直接接することのできる高校生レストランの取り組みは、生徒たちの技術だけでなく、精神的な成長にも大きく寄与してきました。
「出張高校生レストラン」は、これまで「『高校生レストラン』に行ってみたいけど、なかなか三重県に行くことができない」という声を以前からいただいていた背景に加えて、三重県立相可高等学校食物調理科調理クラブの生徒たちが夏休みを利用して普段とは異なる場所で異なる料理を経験することで、技術の習得・準備・チームワーク、そして料理人としての心構えなどを磨くために開催してきました。
近年は新型コロナウイルスの影響もあり、「出張高校生レストラン」は、中止されていましたが、この度5年ぶりに復活することとなりました。また、今回の「出張高校生レストラン」は、生徒全員が参加できるわけではなく、選ばれた選抜メンバーのみが料理を提供できる権利を得るため、この選抜メンバーに入りたいと願い、努力することで、競争となり生徒間での成長を促しています。そして、選抜メンバーに入った生徒たちは、コロナの影響で経験できなかった先輩たちの思いも胸に抱き、「出張高校生レストラン」に挑む決意をしています。
多気町では、これまで「ええ町多気」実現のために、担い手支援と地域農業力の強化を推進してきましたが、5年ぶりに東京日本橋にある三重県のアンテナショップ「三重テラス」に出張して開催する「出張高校生レストラン」を通じて、多気町の高校生が料理人として、そしてこれから社会でも活躍するための成長の機会を後押しするため、今回GCF®で支援を募ります。


寄付金の使い道
寄付金は、「出張高校生レストラン」における運営費(高校生の交通滞在費11名分)として活用します。

多気町長 久保 行央氏 のコメント

「こんにちは。三重県多気町です。三重県多気町は三重県のほぼ中央に位置する人口約1万3千の小さな農山村で、町名にはたくさんの食べ物がとれる場所という意味があり、世界に誇るブランド牛である『松阪牛』やとろろ芋の王様『伊勢いも』、本町発祥の『前川次郎』などたくさんの特産品が生産されている食のまちです。本町の自慢は食材だけではありません。高校生がクラブ活動でレストラン運営を行う全国初の『高校生レストラン』があり、営業日には県内外から多くの人々が若者の夢を応援するためご来店いただいています。そんな調理クラブの生徒たちが5年ぶりに、『出張高校生レストラン』を開催させていただきます。コロナを経験し、食関連産業は大変厳しい状況にありましたが、食べることは生きること、食こそ命の根幹をなすものであり、いつの時代でも、無くてはならないものであると確信しています。『料理人は、食材とその食材をつくった生産者の通訳者』という言葉がありますが、豊かな食材を育む自然への敬意と、心を込めて生産する生産者の思いを受け止め、その感謝の念を、お客様に最適なカタチで提供する表現者なのだろうと考えます。この地域が誇る豊かな食材と食文化の振興を図り、若い料理人たちが互いに高め合う機会づくりと、日ごろから子どもたちを支えていただく寄付者様への感謝を料理に込めて提供させていただきますので、皆様のご来店、心からお待ちしております。」



使い道に共感しふるさと納税を利用して行うクラウドファンディング®
GCF®は、“使い道”から寄付を募るふるさと納税のクラウドファンディングです。自治体は地域課題と解決策を広く発信し、共感を得ることで寄付を集めます。寄付者が地域課題を知るきっかけになるとともに、より具体的な寄付金の使い道を選択することができます。プロジェクトを応援する気持ちで寄付するため、地域に継続して関心を持つことにつながります。
地域のファンを創出し、地域の関係・交流人口を増やす効果も期待されます。
GCF®は、2013年9月にトラストバンクが提供した仕組みです。プロジェクト数や活用自治体数も年々増加しており、2024年4月時点で寄付総額176 億円を突破し、約2,660プロジェクトが実施されました。
※ガバメントクラウドファンディング®およびGCF®は、株式会社トラストバンクの登録商標です

□■ プロジェクトの概要 ■□

◆ プロジェクト名: 5年ぶりに開催!全国初の高校生レストランが出張します!出張高校生レストランin東京日本橋三重テラス
◆ 寄付受付サイト: ふるさとチョイス「ガバメントクラウドファンディング®」(運営:株式会社トラストバンク)
◆ 目標金額: 120万円
◆ 募集期間: 2024年7月29日~2024年9月15日(49日間)
◆ 寄付金の使い道: 寄付金は、「出張高校生レストラン」における運営費(高校生の交通滞在費11名分)として活用
◆ プロジェクトURL: https://www.furusato-tax.jp/gcf/3186
※ 募集期間は、延長の場合がございます。

三重県多気町https://www.town.taki.mie.jp/index.html
三重県多気町(たきちょう)は、三重県のほぼ中央に位置し、松阪商人の松阪市とお伊勢さんの伊勢市に囲まれた、緑豊かな農山村のまちです。気が多いまちと書きますが、気はかつて氣と書き、氣は命の意味があることから、多くの命を育む場所、命を支えるのは食であることから、たくさんの食べ物が採れる場所という意味があります。世界のブランド松阪牛の全体の20%を肥育する一大産地であり、さらに日本三大茶のひとつ伊勢茶の栽培も盛んで、春にはほのかなお茶のいい香りに包まれます。他にも、多気町でしか栽培出来ない特産の伊勢いもや、多気町発祥の前川次郎柿など、町の名の由来のとおり、かねてから多くの産品が栽培されてきました。


ガバメントクラウドファンディング®(GCF®)とは
2013年9月にトラストバンクが提供したクラウドファンディング型でふるさと納税を募る仕組み。自治体が
プロジェクトオーナーとなり、地域課題に対する具体的な解決策、必要な寄付金と使い道、寄付金を集める期間などを提示して広く資金を調達する。寄付者は自らの意思で寄付金の使い道を選ぶことができる。「2019年度グッドデザイン賞」を受賞。
※「ふるさとチョイス ガバメントクラウドファンディング®」サイト: https://www.furusato-tax.jp/gcf/

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