北海道広尾町(町長:田中靖章、以下「広尾町」)と国内最大級のふるさと納税総合サイト「ふるさとチョイス」を企画・運営する株式会社トラストバンク(本社:東京都品川区、代表取締役:川村憲一、以下「トラストバンク」)は、本日7月8日、商品開発支援等の連携に関する協定を締結いたしました。本協定により、地域の事業者の自立した持続可能な事業運営を推進するため、地場産品を活用した商品開発支援および販路の提供に協力して取り組みます。
広尾町とトラストバンクは、事業者の地場産品を活用した商品開発および販路の提供を推進していくに当たり、両者で協働して以下の事項に取り組みます。
● 地場産品を活用した新商品の開発・改良・発掘の支援
● トラストバンクが運営するECサービス「めいぶつチョイス」を活用した販路の拡大
● トラストバンクが運営するふるさと納税総合サイト「ふるさとチョイス」内での企画などの連携
トラストバンクは、「自立した持続可能な地域をつくる」ことを目指し、地域の経済循環を促す一環として、57万点を超える(2024年3月時点)お礼の品を提供している「ふるさとチョイス」を2012年から運営し、これまで 1 兆円を超える寄付を全国各地に届けてきました。2023年10月には、ふるさと納税事業で有する全国の自治体や事業者・生産者とのネットワークや地域資源の魅力発信などにおけるマーケティングノウハウなどを活かし、新たなEC サービス「めいぶつチョイス」( https://meibutsu-choice.jp/ )の提供を開始いたしました。
「めいぶつチョイス」は、国内最大級のふるさと納税サイト「ふるさとチョイス」を10年以上にわたり運営してきたトラストバンクだからこそ実現できる、自治体と協働し、地域の“めいぶつ”を販売する通販サイトです。地域事業者が丹精こめてつくった品を、こだわりやその背景と共にお届けいたします。「めいぶつチョイス」を通じて、選ぶことそのものが楽しみになり、品物のことを知っていく過程に喜びを感じられるなど、これまでのお買い物では得ることができなかった、「物選びの考え方」を変える体験をお楽しみいただけます。
トラストバンクの商品開発支援に関する協定締結先として11自治体目※となる広尾町では、「めいぶつチョイス」において広尾町の事業者と連携することで地場産品の販路拡大を図ります。広尾町は十勝地方の最南端に位置し、日本有数の水揚げ量を誇るシシャモやタラ、毛ガニなどの北海道を代表する海の幸が豊富です。また、豊かな自然をいかした酪農や林業にも力を入れており、様々な特産品があります。地場産品を活用した商品の企画開発や販路開拓をサポートすることで、地域ブランドの育成・発展と地域事業者の収益機会の拡大を目指します。さらに、ふるさと納税総合サイト「ふるさとチョイス」においては、地場産品の魅力向上となるようなお礼の品の開発などを行ってまいります。
ECサービスならびにふるさと納税で地域の魅力や地場産品を開発・発信し、地域の関係・交流人口を増やすとともに、地域経済をつくる事業者の皆様に伴走することでこれまで以上に地域の可能性を広げ、「自立した持続可能な地域」を共創してまいります。
※商品開発支援等の連携に関する協定締結自治体(協定締結日)
北海道別海町(2023年4月11日)、大阪府泉佐野市(2023年4月20日)、島根県出雲市(2023年5月18日)、大分県杵築市(2023年5月29日)、高知県室戸市(2023年7月14日)、京都府京丹後市(2023年7月21日)、岩手県西和賀町(2023年8月16日)、佐賀県伊万里市(2023年11月17日)、島根県浜田市(2024年1月22日)、北海道浦河町(2024年5月29日)、北海道広尾町(2024年7月8日)
「広尾町は平成27年4月から『ふるさとチョイス』への掲載を開始し、全国の皆様への広尾町産品の魅力発信を支えていただくとともに、地場産業の振興にお力添えをいただいております。
このたびの連携協定を機に、本町の地場産品をより魅力的なものへとブラッシュアップさせながら、販路の拡大を進めていきます。それらを通じて、一人でも多くの皆様に品質の高い当町の素材を活かした特産品をお届けし、地域経済の活性化とふるさと納税の推進につながるよう取り組んでまいります。」
「トラストバンクは『自立した持続可能な地域をつくる』というビジョンの実現に向け、地域の経済循環を促すための事業を展開しています。広尾町が誇るシシャモやタラなどの特産物の魅力を広く世の中に伝え、地域の事業者の販路拡大や地域経済の活性化に貢献するために、両者の強みを生かして協力して取り組んでまいります。」
北海道広尾町( https://www.town.hiroo.lg.jp/ )
北海道十勝の最南端に位置する広尾町は、東は北海道有数の漁業資源を有する太平洋、西は日高山脈の山並みがそびえ立ち、その山系に源を持つ4本の河川が海に注ぐ豊かな自然を活かした漁業・農業・林業を基幹産業として発展してきました。町内では、日本有数の水揚げ量を誇る「ししゃも」を中心に、「さけ」や「毛がに」など様々な魚種の海産物や冷涼な環境を活かした放牧により飼育された牛の高品質な生乳を加工した牛乳やアイスクリームなど、まちの素材を活かした加工品を全国にお届けしています。
また、ノルウェーのオスロ市から国内で唯一の「サンタランド」に認定されており、シンボル地である「大丸山森林公園」での日本一早いクリスマスイルミネーションの点灯式や広尾町のサンタクロースからのクリスマスカードが届く「ひろおサンタカード」事業などを実施しており、令和6年11月には「サンタランド認定40周年」の節目を迎えます。