東京都墨田区(区長:山本亨、以下「墨田区」)と国内最大級のふるさと納税総合サイト「ふるさとチョイス」( https://www.furusato-tax.jp/ )を企画・運営する、株式会社トラストバンク(本社:東京都渋谷区、代表取締役:川村憲一、以下「トラストバンク」)は、本日8月1日トラストバンクが提供する、ふるさと納税制度を通じてクラウドファンディング型で寄付を募る仕組み「ガバメントクラウドファンディング®」(以下「GCF®」)において、「墨田区を元気にしたい」という想いを持った区内5団体への寄付を募るため、5つのプロジェクトを立ち上げます。募集期間は2022年8月1日~12月31日で、合計目標寄付金額は45,881,220円です。
◆ GCF®で寄付を募る背景
墨田区には、「地域を盛り上げたい」「地域の困りごとを解決したい」「新しいことにチャレンジしたい」という熱い想いを持った団体がたくさんいます。そういった団体による、すみだの街を元気にする活動=“すみだの夢”を寄付で応援する仕組みとして、GCF®を活用した「すみだの夢応援助成事業」を開始しました。プロジェクトの実施による地域活性化のみならず、団体と寄付者がつながり支援の輪が広がることで、さらなる人材交流や活動の発展が期待されます。「すみだの夢応援助成事業」の実施により地域力を高め、「暮らし続けたい・働きつづけたい・訪れたいまち」の実現を目指します。
◆ 寄付金の使い道
このたび墨田区が実施するGCF®では、墨田区の課題解決や未来創造のために事業を展開する5団体の活動資金を募ります。寄付金は、以下のプロジェクトに活用されます。
・「シニアの経験と知恵をこどもたちの未来に活かす ~SUMIDAこども未来応援団プロジェクト~」は、「朗読」と「遊び」を軸としたシニアと子どもの交流事業の実施に使用します。
・「スマホアプリづくりで墨田の街を元気に!子どもと大人で創り上げていく未来へ 〜こどもみらいづくりプロジェクト2022〜」は、プログラミング言語を使わないアプリ開発講座をこども達に提供するために使用します。
・「~もっと広げたい!まちなか農園!!すみだに蛍の名所をつくりたい!~“たもんじ交流農園”」プロジェクトは、まちなか農園内での蛍の自然育成のため、自然エネルギーを中心とした水循環システムの構築等に使用します。
・「都会のこどもたちが自由にあそべる場をつくりたい!!」プロジェクトは、こどもたち自身が「こどもの国」のルールや仕事を考え、働いたお金で自由に遊ぶ、あそび場の提供・運営に使用します。
・「新日本フィル『音楽の力で人とまちを元気に』2022」プロジェクトは、コンサートの実施や井上道義氏作ミュージカルオペラの制作、小澤征爾氏をはじめとする過去の演奏録音アーカイブの作成等に使用します。
◆ 墨田区地域力支援部地域活動推進課長 若林三穂のコメント
「新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、地域活動は大きく制限されてきました。しかし、そのような中でも、熱意ある団体から地域の活性化に向けた提案があり、今回5つのプロジェクトが実施されることとなりました。すみだを元気にする活動=“すみだの夢”に御支援いただくとともに、より多くの皆様に墨田区の魅力を知っていただき、訪れてくださることを願っています。」
◆ 使い道に共感しふるさと納税を利用して行うクラウドファンディング
今回、墨田区が取り組むGCF®は、“使い道”から寄付を募るふるさと納税のクラウドファンディングです。自治体は地域課題と解決策を広く発信し、共感を得ることで寄付を集めます。一方、寄付者は地域支援の想いで寄付をするため、交流・関係人口にもつながる仕組みとして注目されています。プロジェクト数も年々増えており、2019年6月の法改正でGCF®への関心はさらに高まっています。
GCF®は、2013年9月にトラストバンクが提供した仕組みです。2022年3月時点で寄付総額110億円を突破し、約1400プロジェクトが実施されました。
※ガバメントクラウドファンディング®およびGCF®は、株式会社トラストバンクの登録商標です。
□■ プロジェクトの概要(計5プロジェクト) ■□
◆ プロジェクト名: シニアの経験と知恵をこどもたちの未来に活かす ~SUMIDAこども未来応援団プロジェクト~(東京都墨田区×特定非営利活動法人声とことばの力)
◆ 寄付受付サイト: ふるさとチョイス「ガバメントクラウドファンディング®」(運営:株式会社トラストバンク)
◆ 目標金額: 3,550,000円
◆ 募集期間: 2022年8月1日~2022年12月31日(153日間)
◆ 寄付金の使い道: シニアと子どもの交流事業実施等
◆ プロジェクトURL: https://www.furusato-tax.jp/gcf/1794
◆ プロジェクト名: スマホアプリづくりで墨田の街を元気に!子どもと大人で創り上げていく未来へ〜「こどもみらいづくりプロジェクト2022」〜 (東京都墨田区×株式会社セラピア(こどもみらいづくりプロジェクト))
◆ 寄付受付サイト: ふるさとチョイス「ガバメントクラウドファンディング®」(運営:株式会社トラストバンク)
◆ 目標金額: 1,200,000円
◆ 募集期間: 2022年8月1日~2022年12月31日(153日間)
◆ 寄付金の使い道: こどものためのアプリ開発講座の提供・運用
◆ プロジェクトURL: https://www.furusato-tax.jp/gcf/1795
◆ プロジェクト名: ~もっと広げたい!まちなか農園!!すみだに蛍の名所をつくりたい!~“たもんじ交流農園”(東京都墨田区×特定非営利活動法人寺島・玉ノ井まちづくり協議会)
◆ 寄付受付サイト: ふるさとチョイス「ガバメントクラウドファンディング®」(運営:株式会社トラストバンク)
◆ 目標金額: 1,000,000円
◆ 募集期間: 2022年8月1日~2022年12月31日(153日間)
◆ 寄付金の使い道: まちなか農園内での蛍の自然生育のための水循環システム構築等
◆ プロジェクトURL: https://www.furusato-tax.jp/gcf/1796
◆ プロジェクト名: 都会のこどもたちが自由にあそべる場をつくりたい!!(東京都墨田区×特定非営利活動法人Chance For All)
◆ 寄付受付サイト: ふるさとチョイス「ガバメントクラウドファンディング®」(運営:株式会社トラストバンク)
◆ 目標金額: 5,131,220円
◆ 募集期間: 2022年8月1日~2022年12月31日(153日間)
◆ 寄付金の使い道: こどもたち自身が企画・運営する、自由に遊べる場の提供・運営
◆ プロジェクトURL: https://www.furusato-tax.jp/gcf/1797
◆ プロジェクト名: 新日本フィル「音楽の力で人とまちを元気に」2022(東京都墨田区×公益財団法人新日本フィルハーモニー交響楽団)
◆ 寄付受付サイト: ふるさとチョイス「ガバメントクラウドファンディング®」(運営:株式会社トラストバンク)
◆ 目標金額: 35,000,000円
◆ 募集期間: 2022年8月1日~2022年12月31日(153日間)
◆ 寄付金の使い道:コンサートの実施、井上道義氏作ミュージカルオペラの制作等
◆ プロジェクトURL: https://www.furusato-tax.jp/gcf/1798
すみだの夢応援助成事業とは
すみだの街を元気にするプロジェクトを募集し、採択された団体にGCF®の機会を提供。プロジェクトを指定して集まった寄付金を全て助成金として団体に交付する制度。
2017年度の開始以来、今年度の5プロジェクトを含め、延べ24のプロジェクトが墨田区内で実施されている。特定非営利活動法人や一般社団法人がプロジェクトオーナーとなるため、緑の少ない墨田区に多世代交流のできる農園を創設したり、移動式遊び場(プレイカー)を作り地域の中で子どもの体験活動の場を展開したりするなど、より住民目線で地域に根差し、かつ柔軟な発想によるプロジェクトが行われている。
※「すみだの夢応援助成事業」墨田区公式ホームページ:https://www.city.sumida.lg.jp/kuseijoho/sumida_kihon/governance/yumeouen_jyoseijigyo/index.html
ガバメントクラウドファンディング®(GCF®)とは
2013年9月にトラストバンクが提供したクラウドファンディング型でふるさと納税を募る仕組み。自治体がプロジェクトオーナーとなり、地域課題に対する具体的な解決策、必要な寄付金と使い道、寄付金を集める期間などを提示して広く資金を調達する。寄付者は自らの意思で寄付金の使い道を選ぶことができる「2019年度グッドデザイン賞」を受賞。
※「ふるさとチョイス ガバメントクラウドファンディング®」サイト: https://www.furusato-tax.jp/gcf/
株式会社トラストバンク( https://www.trustbank.co.jp/ )
ビジョンは「自立した持続可能な地域をつくる」。2012年4月に創業し、同年9月に国内初のふるさと納税総合サイト「ふるさとチョイス」を開設。同サイトの契約自治体は全国9割を超す1600自治体超(21年7月)、お礼の品数は37万点超(21年7月)の国内最大のふるさと納税サイトに成長。18年11月東証プライム市場の株式会社チェンジとグループ化し、パブリテック事業に参入。19年9月行政専用ビジネスチャット「LoGoチャット」、20年3月行政手続きデジタル化ツール「LoGoフォーム」をリリース。そのほか、地域経済循環を促す地域通貨事業や、再生可能エネルギーの地産地消を進めるエネルギー事業も展開。
※契約自治体数No.1(2021年7月時点自社調べ)、お礼の品掲載数No.1(2021年7月JMRO調べ)