愛媛県新居浜市と株式会社トラストバンク(本社:東京都目黒区、代表取締役:川村 憲一、以下「トラストバンク」)は本日5月29日より、市内の加盟店でのお買い物や様々な行政施策に参加することによりポイントが貯まる、独自のデジタル地域ポイント「新居浜あかがねポイント」を開始します。また同日より、「新居浜あかがねポイント」のスタート記念として、販売額に対して15%分のプレミアムポイントが上乗せされる電子プレミアム商品券「プレミアム付き新居浜あかがねポイント」を期間限定で販売します。本取り組みでは、「新居浜あかがねポイント」の発行・管理に、トラストバンクが開発する自治体向け地域通貨プラットフォームサービス「chiica(チーカ)」を活用します。
新居浜市では、これまで環境保護や健康づくりなどの事業ごとに別々のポイントが発行され、それらのポイントは指定の物品や施設利用券など特定の商品や用途にのみ利用されていました。今回、「新居浜あかがねポイント」の発行や管理に、トラストバンクが開発した「chiica」のシステムを導入し、市が発行・管理していた複数のポイントを「新居浜あかがねポイント」に統合することにより、市民はポイントを貯めやすくなり、また、そのポイントは市内の様々な店舗の様々な商品と交換可能になり、ポイントの利用用途は大幅に広がります。
「新居浜あかがねポイント」は、市民・加盟店・企業・行政などで利用できる地域ポイントシステムとして整備することで、様々な、行政施策を効率的、効果的に実施することを目的としています。また、その利用データーを地域プラットフォームと連携することにより、地域の消費動向の分析などへの活用も検討しています。同ポイントシステムは、市民が地域活動への参加や地域加盟店での買い物でポイントを受け取ることができるため、地域活動への積極的な参加促進や地域店舗での購買促進が期待できます。また、今後、企業での健康ポイントやボランティアポイント等市民生活を向上させる仕組みづくりやポイントの寄付等により、地域愛を醸成していく仕組みを考えています。
「新居浜あかがねポイント」では、従来のポイント運用に使われていた紙のカードではなく、デジタル地域ポイントの専用カードあるいはスマホアプリにより運用することが可能になります。
トラストバンクは今後も、「chiica」を通じて、一定の経済圏において利用できる地域通貨の発行や管理を可能にする自治体に特化した地域通貨サービスを提供することで、通貨の地域内循環を促し、地域経済の発展を支援するとともに、デジタル通貨ならではの住民とのコミュニケーション機会を創出することで、より豊かな地域社会の実現を目指してまいります。
2019年5月にトラストバンクが提供を開始した、自治体向け地域通貨プラットフォームサービス。地域通貨の発行、加盟店登録、売上・払込管理ができ、スマートフォンアプリを利用したQRコードと、スマートフォンが苦手な方でも利用できるカードを利用したQRコードの2種類のタイプがある。地域通貨は利用できる店舗や期間を限定することが可能で、複数種類のポイント発行・管理が可能。地域内での経済循環を促すと共に地域経済の活性化を実現する仕組み。「chiica」専用サイト:https://chiica.jp/
2012年4月設立。2012年9月、ふるさと納税総合サイト『ふるさとチョイス』( https://www.furusato-tax.jp )を開設。同サイトは、約2億の月間PV数(2019年12月)、契約自治体約1,560自治体超(2020年5月)、お礼の品登録数26万点超(2020年5月)を有する国内最大のふるさと納税総合サイトに成長。2013年9月、ふるさと納税の制度を活用したプロジェクト型課題解決支援「ガバメントクラウドファンディング®」をスタート。2014年9月には災害時にふるさと納税の寄付金を被災地に届ける「ふるさとチョイス災害支援」の仕組みを立ち上げ、全国の自治体に無償でプラットフォームを提供。