岐阜県東白川村とふるさと納税総合サイト「ふるさとチョイス」( https://www.furusato-tax.jp )を企画、運営する株式会社トラストバンク(本社:東京都目黒区、代表取締役:川村憲一、以下「トラストバンク」)は本日2月3日、トラストバンクが提供する、ふるさと納税制度を活用したクラウドファンディング型で寄附を募る仕組み「ガバメントクラウドファンディング®」(以下GCF)で、『つちのこフェスタ2020』の開催・運営を目的としたプロジェクトを開始します。募集期間は2020年2月3日~4月22日、目標寄附金額は200万円です。
本プロジェクトは、毎年5月3日に開催している『つちのこフェスタ』が大変な好評を得ており、近年は村の人口を上回る人数がご参加いただくため、イベントの安全な運営に必要な費用をふるさと納税で募るものです。来場者の方に安全で楽しくご参加いただき、東白川村のことを知り、好きになってもらい、末永くお付き合いいただける「東白川村ファン」づくりへの投資であるとの考えから実施することにしました。
寄附金は、警備員配置やテント・仮設トイレの増設、臨時車両(送迎バス)の増便などに使用します。
今回、東白川村が取り組むGCFは、お礼の品ではなく“使い道”から寄附を募ります。自治体はGCFを通じて、地域課題や課題解決策を広く発信し、共感を得ることで寄附を集めます。一方、寄附者は地域に対する応援の想いで寄附をするため、交流・関係人口増加につながる仕組みとしても注目されています。プロジェクト数も年々増えており、2019年6月の制度改正でGCFへの関心はさらに高まることが予想されます。
「平成元年にスタートしたこの『つちのこフェスタ』は、東白川村の村民の力で継続してきたイベントです。スタートから30年を迎えたこのイベントは参加者も順調に増えて、村の人口の倍以上の来場者にお越しいただくまでのイベントとなりました。本当に感謝しております。
その一方で、村へのアクセスが限られていることもあり、イベント会場にも捜索会場にも入れないような状況も発生し、参加者の皆様に危険がおよぶ恐れがあります。また、運営は村内の団体職員をはじめ、地元の観光協会、商工会、森林組合、JA、村内の飲食販売店さんなど大勢にご協力いただき、村役場職員も全員が参加して頑張ってくれています。これだけ人員がいても、村の人口を超える人数のお客様が安全に楽しんでいただくためのイベントの運営は、非常に難しく対応に苦慮している現状です。予算も限られているため、スタッフの増員による安全対策の確保も十分ではありません。
今回のクラウドファンディングにより、その資金をご協力いただけることは、私ども小さい自治体としては大変な力になります。是非ともご協力いただけることを期待します。」
2013年9月にトラストバンクが提供したクラウドファンディング型でふるさと納税を募る仕組み。 自治体がプロジェクトオーナーとなり、 関心や共感を呼ぶプロジェクトを立ち上げることで、 広く資金を調達する。 寄附者は自らの意思で寄附金の使い道を選ぶことができる GCFでは、 自治体が地域課題に対する具体的な解決策、 必要な寄附金と使い道、 寄附金を集める期間などを提示する。 2020年1月時点で寄附総額70億円を突破し、 680以上のプロジェクトが実施された。 「2019年度グッドデザイン賞」を受賞。
2012年4月設立。同年9月ふるさと納税総合サイト『ふるさとチョイス』を開設。同サイトは、月間最大約2億PV(2019年12月)、契約自治体約1,500団体超(2020年1月)、お礼の品登録数24万点超(2020年1月)を有する国内最大のふるさと納税総合サイトに成長。2013年9月「ガバメントクラウドファンディング®(GCF®)」を開始。2014年9月「災害支援」の仕組みを立ち上げ、全国自治体に無償でサービスを提供。