岡山県玉野市とふるさと納税総合サイト「ふるさとチョイス」( https://www.furusato-tax.jp )を企画、運営する株式会社トラストバンク(本社:東京都目黒区、代表取締役:須永珠代、以下「トラストバンク」)は本日11月26日、トラストバンクが提供する、ふるさと納税制度を活用したクラウドファンディング型で寄附を募る仕組み「ガバメントクラウドファンディング®」(以下GCF)において、市内中高生を姉妹都市アメリカ・グロスター市に派遣、ホームステイを体験させることで、グローバル人材の育成を目的としたプロジェクトを開始します。募集期間は2019年11月26日~2020年2月26日、目標寄附金額は120万円です。
本プロジェクトは、玉野市の中高生をアメリカの姉妹都市・グロスター市に派遣し、ホームステイを通して国際感覚を身につけたグローバル人材を育てる事業です。実際に参加した子どもたちは英語に慣れるだけでなく、自信と積極性を身につけ、2週間で驚くほど成長して帰ってきます。
より多くの中高生にホームステイを体験してほしいところですが、海外への渡航費や現地での活動費等、費用負担の大きいプロジェクトでもあります。お金のためにホームステイを諦めることが無いよう、皆様の応援をお願いします。寄附金は参加者の旅費の補助金と、募集資料の作成などプロジェクト実施に係る経費に使用します。
今回、玉野市が取り組むGCFは、お礼の品ではなく“使い道”から寄附を募ります。自治体はGCFを通じて、地域課題や課題解決策を広く発信し、共感を得ることで寄附を集めます。一方、寄附者は地域に対する応援の想いで寄附をするため、交流・関係人口増加につながる仕組みとしても注目されています。プロジェクト数も年々増えており、2019年6月の制度改正でGCFへの関心はさらに高まることが予想されます。
「アメリカの姉妹都市・グロスター市でのホームステイ事業は、平成8年に始まり、20年以上続く伝統ある交流事業です。グロスター市でもこのイベントはすっかり定着し、毎年夏に玉野の子どもたちが来ることを楽しみにしてくれています。ホストファミリーが本当の家族のように接してくれるのはもちろん、近所の人たちも、町全体で温かく迎え入れてくれます。
参加者の子どもたちはこの2週間の経験を通して、自信を身につけ、とてもたくましくなって帰ってきます。帰国後の報告会で感想や感謝の気持ち、そして今後の抱負などを堂々と発表する姿をみると、2週間という短い期間でこんなに成長するんだと、驚きでいっぱいです。参加者たちはその後も、瀬戸内国際芸術祭のスチューデントガイドプログラムに参加したり、英語スピーチコンテストに挑戦したり、積極的に活躍しています。学生時代に一歩踏み出してホームステイを体験することで、グロスター市民のみなさんとの温かい交流ができるだけでなく、玉野市の未来を築くグローバルな視点をもった人材として成長することができます。
少しでも多くの中高生が参加できるよう、ぜひ応援をお願いします。」
2013年9月にトラストバンクが提供したクラウドファンディング型でふるさと納税を募る仕組み。自治体がプロジェクトオーナーとなり、関心や共感を呼ぶプロジェクトを立ち上げることで、広く資金を調達する。寄附者は自らの意思で寄附金の使い道を選ぶことができる。GCFでは、自治体が地域課題に対する具体的な解決策、必要な寄附金と使い道、寄附金を集める期間などを提示する。2019年11月25日時点で寄附総額58億円を突破し、累計630以上のプロジェクトが実施された。「2019年度グッドデザイン賞」を受賞。