岩倉市とふるさと納税総合サイト「ふるさとチョイス」( https://www.furusato-tax.jp )を企画、運営する株式会社トラストバンク(本社:東京都目黒区、代表取締役:須永珠代、以下「トラストバンク」)は本日11月13日、トラストバンクが提供する、ふるさと納税制度を活用したクラウドファンディング型で寄附を募る仕組み「ガバメントクラウドファンディング®」(以下GCF)において、市制50周年を記念し、市民や事業者などと協働した岩倉市の魅力がつまったお土産開発を目的としたプロジェクトを開始します。募集期間は2019年11月13日~12月31日、目標寄附金額は150万円です。
岩倉市は、日本のさくら名所100選に選ばれた桜並木や毎年開催する「岩倉桜まつり」などにより、県内外から多くの観光客が訪れますが、目玉となるお土産がないため、その場限りの消費にとどまっています。
本プロジェクトは、名古屋コーチンや水耕栽培トマトをはじめ、たくさんの魅力ある岩倉市の素材を活かしたお土産品を市民や事業者などと協働して開発し、ふるさと納税のお礼の品として寄附してもらったり、インターネットショッピング等でご自宅にお取り寄せしてもらったりすることで、来訪者と岩倉市がつながり続けることができるようにするためのプロジェクトです。
寄附金はお土産品開発のためのコンセプト決定に関するコンサルティング経費、お土産品試作に必要な材料費等、お土産品開発事業者へのアドバイザリー経費、プロモーション経費の一部に使用します。
今回、岩倉市が取り組むGCFは、お礼の品ではなく“使い道”から寄附を募ります。自治体はGCFを通じて、地域課題や課題解決策を広く発信し、共感を得ることで寄附を集めます。一方、寄附者は地域に対する応援の想いで寄附をするため、交流・関係人口増加につながる仕組みとしても注目されています。プロジェクト数も年々増えており、2019年6月の制度改正でGCFへの関心はさらに高まっています。
岩倉市はこれまでも市民とともにまちづくりを続ける「協働」の視点を大切に市政運営を行ってきました。
今回のプロジェクトは、岩倉市が令和3年12月1日に市になって半世紀という節目を迎えるにあたってこれまで培った協働の力をフルに発揮して取り組んでいかなければならない事業です。
岩倉市にはふるさと納税のお礼の品にもなっている名古屋コーチンや水耕栽培トマトをはじめ、新鮮で美味しい農畜産物がたくさんあるので、これらを活用し、市民のみなさんと一緒になって岩倉らしい魅力あふれたお土産品を開発していきます。
2013年9月にトラストバンクが提供したクラウドファンディング型でふるさと納税を募る仕組み。自治体がプロジェクトオーナーとなり、関心や共感を呼ぶプロジェクトを立ち上げることで、広く資金を調達する。寄附者は自らの意思で寄附金の使い道を選ぶことができる。GCFでは、自治体が地域課題に対する具体的な解決策、必要な寄附金と使い道、寄附金を集める期間などを提示する。2019年10月時点で寄附総額50億円を突破し、570以上のプロジェクトが実施された。「2019年度グッドデザイン賞」を受賞。