株式会社トラストバンク(本社:東京都目黒区、代表取締役:須永珠代、以下「トラストバンク」)は本日11月1日から、熊本県宇城市(以下「宇城市」)が実施する健康ポイント事業「ウキトクポ」において、地域通貨プラットフォームサービス「chiica(チーカ)」のシステムを提供いたします。「chiica」は、自治体(発行元)などが地域通貨を発行、利用、管理できるプラットフォームで、トラストバンクが独自に開発、提供するサービスです。
「ウキトクポ」は、宇城市が実施する特定健診の受診や国民健康保険加入者向けの人間ドックの受診をはじめ、乳幼児健診、行政区や医療機関などが主催する健康関連事業など認定した対象事業ごとにポイントを定め、ポイント達成者に対し抽選で健康にまつわるグッズなどを進呈する事業です。同市が抱える健康課題に対して、特定健康診査などの受診率向上を図り、市民の生活習慣の改善、健康づくりに対する動機付けや継続に繋げるために実施します。今回導入した「chiica」のシステムにより、宇城市はポイント付与ができるQRコードを紙で生成し、健康関連事業のイベントに設置します。宇城市の住民は、そのQRコードを「chiica」アプリで読み取ることでポイントを取得します。トラストバンクは、「chiica」のシステムを通じて、「ウキトクポ」におけるポイントの付与や管理などを支援します。
トラストバンクは、地域の経済循環において、一定の経済圏の中で利用できる地域通貨のサービスを通じて、地域における「お金」の域内循環を促し、地域経済の活性化を目指します。今後は、健康ポイントで貯めたポイントを宇城市内で利用し地域通貨として利用できるようにするほか、総務省が来年度実施予定の「マイナポイント」と連携して地域限定で利用できるマイナポイントの開発など、地域経済が活性化するための地域通貨事業を展開します。