株式会社トラストバンク(本社:東京都目黒区、代表取締役:須永珠代、以下「トラストバンク」)は11月1日から、再生可能エネルギーの有効活用およびエネルギーの地産地消を目的に、固定価格買取制度の期間満了(以下「卒FIT」)を迎える住宅用太陽光を中心とした発電設備の余剰電力(以下「卒FIT電力」)を売電および好きな地域に寄附できる新サービス「ふるさとエネルギーチョイス えねちょ」(以下、「えねちょ」)のサービス提供を開始します。
「えねちょ」は、卒FIT電力の保有者(以下「卒FITオーナー」)が卒FIT電力を売電や寄附することができるプラットフォームです。株式会社V-Power(本社:東京都品川区、代表取締役:小室正則、以下「V-Power」)と共同運営し、自治体や地域新電力会社の窓口、卒FIT電力の売電契約および寄附の仲介、売電および寄附電力量の確認などができるマイページなどの提供を行います。
「えねちょ」には、11月1日時点で地域電力会社8社(自治体電力会社・地域商社を含む)が参画し、卒FITオーナーはこれらの地域電力会社に電力を寄附することができるようになります。また、寄附先の地域電力会社によっては、地域の特産品やその地域内でのみ利用できる地域通貨をもらうことができます。自治体や地域電力会社が特産品などを通じて地域の魅力を伝えることで、卒FITオーナーと地域の交流・関係人口につながることが期待できます。また、トラストバンクは今後、電力会社を選んで卒FIT電力を信託し、売電収益を得るプランもV-Powerと連携して構築する予定です。
トラストバンクは、日本最大級のふるさと納税総合サイト「ふるさとチョイス」の事業で培った全国の自治体ネットワークの強みを活かして自治体と連携することで、地域で発電した電力をその地域や周辺地域で利用できる地産地消のエネルギー環境の構築を目指します。さらに、地産地消を推進する「地域エネルギー事業」を通じて自治体や地域電力会社との“地域共創”に取り組み、より豊かな地域社会の実現を目指してまいります。
(順不同、自治体名は出資自治体)