奈良県桜井市とふるさと納税総合サイト「ふるさとチョイス」( https://www.furusato-tax.jp )を企画、運営する株式会社トラストバンク(本社:東京都目黒区、代表取締役:須永珠代、以下「トラストバンク」)は本日10月1日、トラストバンクが提供する、ふるさと納税制度を活用したクラウドファンディング型で寄附を募る仕組み「ガバメントクラウドファンディング®」(以下GCF)において、天候に左右されない安心・安全な子どもの屋内あそび場「ひみっこぱーく」の遊具の充実を目的としたプロジェクトを開始しました。募集期間は2019年10月1日~2019年12月31日(92日間)、目標寄附金額は300万円です。
近年、猛暑日の増加などにより、屋外で安心・安全に遊べる場所や、異なる学年の子どもたちが一緒に遊べる機会がどんどん少なくなってきています。「ひみっこぱーく」は、子どもたちが安心・安全に「こころ・あたま・からだ」を使ってのびのびと遊ぶことができる屋内型あそび場であり、保護者たちも子どもを通して交流の輪を広げることができる、そんな子育て世代の集まる多世代の交流拠点でもあります。
本プロジェクトは、屋内型あそび場「ひみっこぱーく」の遊具をさらに充実させることで、遊びを通した子どもたちの健やかな成長に貢献することを目的としています。寄附金は、「ひみっこぱーく」をご利用いただいた方々へのアンケートを反映した遊具の購入・整備に充てさせていただきます。
プロジェクトに寄附していただいた方には、お礼の品として寄附金額に応じて、当施設「ひみっこぱーく」の特別ご招待券を贈呈いたします。(このプロジェクトへの寄附は、ふるさと納税制度の対象となりますので、お礼の品は市外在住の方のみを対象とさせていただきます。)
今回、桜井市が活用するGCFは、お礼の品ではなく、“寄附金の使い道”から寄附を募ります。自治体はGCFのプロジェクトを通じて、地域課題やその課題に対する解決方法をわかりやすく、多くの人に発信し、共感を得ることで寄附を集めます。一方、寄附者はその地域に対する支援や応援の想いで寄附をするため、交流人口や関係人口増加のきっかけにもなる仕組みとしても注目されています。プロジェクト数も年々増加しており、今年6月に行われたお礼の品に係る法改正により、GCFへの関心は益々高まることが想定されます。
「子どもは遊ぶことで、生きるために必要なすべてのことを体験し、学びます。桜井市では、その遊びを大切にすると共に、子育て世代を中心とした多世代の方々と一緒に、将来を担う子どもたちの健やかな成長を願っています。今回のGCFの取り組みにより、施設をより充実した良いものとさせていただきますので、皆さまのご支援・ご協力をよろしくお願いいたします。」
(注)募集期間は、延長の場合がございます。
桜井市では、「卑弥呼の里・桜井ふるさと寄附金」を設置し、邪馬台国のロマンに心魅かれる方や、桜井市を応援する方からの寄附を募っています。 ふるさと納税でいただいた寄附金は、纒向遺跡の調査研究、保存活用等に関する事業をはじめ、様々な事業に活用させていただいております。
2013年9月にトラストバンクが提唱した仕組み。ふるさと納税を活用して、自治体がプロジェクトオーナーとなりクラウドファンディング型で広く資金を調達する。自治体は関心や共感を呼ぶプロジェクトを立ち上げることで多くの資金を調達し、寄附者は自らの意思で寄附金の使い道を選ぶことができる。地域活性化には寄附金の使い道が重要であるとの考えなどから、2017年頃から関心が高まっている。ガバメントクラウドファンディングでは、自治体が地域の課題に対する具体的な解決方法、その解決施策に対して必要な寄附金、寄附金を集める期間などを提示する。