株式会社トラストバンク(本社:東京都目黒区、代表取締役:須永珠代、以下「トラストバンク」)は本日9月19日から、再生可能エネルギーの有効活用およびエネルギーの地産地消を目的に、固定価格買取制度における期間の満了(以下「卒FIT」)を迎える住宅用太陽光を中心とした発電設備の余剰電力(以下、「卒FIT電力」)を売電および好きな地域に寄附できる新サービス「ふるさとエネルギーチョイス えねちょ」(以下、「えねちょ」)を開設し、本日から専用サイト(http://www.energy-choice.jp)で申込受付を順次開始します。
新サービス「えねちょ」は、卒FIT電力の保有者(以下「卒FITオーナー」)が卒FIT電力を売電や寄附することができるプラットフォームです。株式会社V-Power(本社:東京都品川区、代表取締役:小室正則、以下「V-Power」)と共同運営し、自治体や地域新電力会社の窓口、卒FIT電力の売電契約および寄附の仲介、売電および寄附電力量の確認などができるマイページなどの提供を行います。
本日から、2つのプランの申込受付を開始します。
さらに、本日から、8社の地域電力会社(自治体電力会社・地域商社を含む)が「えねちょ」に参画し、卒FITオーナーはこれらの地域電力会社に電力を寄附することができるようになります。今後も地域新電力会社に参画を広く呼びかけ、随時拡大してまいります(各社詳細は以下参照)。また、電力会社を選んで卒FIT電力を信託し、売電収益を得るプランもV-Powerと連携して構築する予定です。
トラストバンクが本日9月19日に発表した「卒FIT電力に関する電力オーナーの意識調査」では、余剰電力をゆかりのある地域(自治体)に寄附することに関心を持っている層は4割超(45.3%)、寄附先の地域の特産品や地域で利用できる感謝券がお礼としてもらえるサービスへの関心は約7割(69.6%)という結果でした。(詳細は当社発表のプレスリリース(https://www.trustbank.co.jp/news/press196/) を参照)
トラストバンクは、日本最大級のふるさと納税総合サイト「ふるさとチョイス」の事業をはじめ、地域通貨や自治体職員の業務支援などの事業を通じて、地域の経済循環を促すことを経営理念としています。エネルギー事業においては、地域で発電した電力をその地域や周辺地域で利用できる地産地消のエネルギー環境の構築を目指しています。本サービスを通じて、地域のエネルギー資源の地域外への漏れを防ぐだけでなく、卒FITオーナーには社会・地域貢献をしながら、地域の特産品やその地域でしか利用ができない地域通貨を得られる仕組みを提供します。また、自治体や地域新電力が地域の魅力を伝えられる機会を創出することで、エネルギーを通じた自治体と卒FITオーナーにおける交流・関係人口を築くことを目指します。
今後もトラストバンクは、地産地消を推進するエネルギー事業を通じて自治体や地域電力会社と密に連携することで、地域共創を実現し、より豊かな地域社会の実現を目指してまいります。
(順不同、自治体名は出資自治体)