群馬県中之条町とふるさと納税総合サイト「ふるさとチョイス」( https://www.furusato-tax.jp )を企画、運営する株式会社トラストバンク(本社:東京都目黒区、代表取締役:須永珠代、以下「トラストバンク」)は本日8月1日から、トラストバンクが提供する、ふるさと納税制度を活用してクラウドファンディング型で寄附を募る仕組み「ガバメントクラウドファンディング」(以下「GCF」)において、国際現代芸術祭「中之条ビエンナーレ」開催事業の支援を目的としたプロジェクトを開始します。本プロジェクトは、「中之条ビエンナーレ」開催に合わせ隔年で実施しており、今回で3回目となります。募集期間は2019年8月1日~2019年9月23日(54日間)で、目標寄附金額は100万円です。
本プロジェクトは、現代国際芸術祭「中之条ビエンナーレ」開催事業の支援を目的としています。「中之条ビエンナーレ」は2007年から隔年で開催され、今回で7回目となります。温泉街や木造校舎など町内各所でアーティストによるアート展示、演劇、身体表現などのパフォーマンス、ワークショップ、マルシェなどを開催します。創造的、革新的なアイディアやプロジェクトに富んだ現代アートを感じてもらうために必要となるアーティスト作品の制作支援や、この土地で脈々と受け継がれた美しい文化を「中之条ビエンナーレ」を通じて伝えていきたいと考え、今回GCFに挑戦します。
なお、お礼の品として、1口1万円のご寄附に対し「中之条ビエンナーレ2019のパスポート(鑑賞券)、オリジナルパスケース、ガイドブックの3点セット」をお送りします。
「中之条ビエンナーレ」開催期間:
8月24日(土)から9月23日(月・祝)までの31日間 9:30-17:00(無休)
今回、群馬県中之条町が活用するGCFは、お礼の品ではなく、“寄附金の使い道”から寄附を募ります。自治体は、GCFのプロジェクトを通じて、地域課題やその課題に対する解決方法をわかりやすく、多くの人に発信し、共感を得ることで寄附を集めます。一方、寄附者はその地域に対する支援や応援の想いをもって、寄附をするため、交流人口や関係人口増加のきっかけにもなる仕組みとしても注目されています。プロジェクト数も年々増加しており、今年6月に行われたお礼の品に係る法改正により、GCFへの関心は益々高まることが想定されます。
「中之条ビエンナーレに訪れる人を温かく迎え、町をあげて盛り上げたいと思いますので、みなさまの応援をお待ちしております」
2013年9月にトラストバンクが提唱した仕組み。ふるさと納税を活用して、自治体がプロジェクトオーナーとなりクラウドファンディング型で広く資金を調達する。自治体は関心や共感を呼ぶプロジェクトを立ち上げることで多くの資金を調達し、寄附者は自らの意思で寄附金の使い道を選ぶことができる。地域活性化には寄附金の使い道が重要であるとの考えなどから、2017年頃から関心が高まっている。ガバメントクラウドファンディングでは、自治体が地域の課題に対する具体的な解決方法、その解決施策に対して必要な寄附金、寄附金を集める期間などを提示する。
(注)募集期間は、延長の場合がございます。
中之条町では過去にもさまざまなガバメントクラウドファンディングを実施してきました。
町内外のボランティアスタッフにより一から手作りで企画された「伊参スタジオ映画祭」応援プロジェクトや鉄鉱石運搬専用線の駅として活躍していた「旧太子駅」の復元プロジェクトを行ってきました。ガバメントクラウドファンディングで集まった寄附金は、各プロジェクト実施のための資金として充てられました。