2019.07.24

千葉県柏市とふるさとチョイス、 ふるさと納税を活用して、首都圏で現存する最古の教会堂「旧手賀教会堂」の保存修理のため100万円の資金調達を開始

~ 地域の課題とその解決策を公開し、プロジェクトへの共感を得てクラウドファンディング型で寄附を募る「ガバメントクラウドファンディング®」を活用 ~

千葉県柏市とふるさと納税総合サイト「ふるさとチョイス」( https://www.furusato-tax.jp )を企画、運営する株式会社トラストバンク(本社:東京都目黒区、代表取締役:須永珠代、以下「トラストバンク」)は本日7月24日から、トラストバンクが提供する、ふるさと納税制度を活用したクラウドファンディング型で寄附を募る仕組み「ガバメントクラウドファンディング」(以下「GCF」)において、首都圏で現存する最古の教会堂「旧手賀教会堂」の保存修理工事を目的としたプロジェクトを開始します。募集期間は2019年7月24日~2019年10月23日(92日間)で、目標寄附金額は100万円です。

 今回、千葉県柏市が活用するGCFは、お礼の品ではなく、“寄附金の使い道”から寄附を募ります。自治体は、GCFのプロジェクトを通じて、地域課題やその課題に対する解決方法をわかりやすく、多くの人に発信し、共感を得ることで寄附を集めます。一方、寄附者はその地域に対する支援や応援の想いをもって、寄附をするため、交流人口や関係人口増加のきっかけにもなる仕組みとしても注目されています。プロジェクト数も年々増加しており、今年6月に行われたお礼の品に係る法改正により、GCFへの関心は益々高まることが想定されます。

 本プロジェクトの千葉県柏市の旧手賀教会堂(千葉県指定文化財)は、明治期に別の場所に建っていた茅葺屋根の民家を、現在の位置に移築し教会堂として改造した全国的に珍しい例で、首都圏で現存する最古の教会堂です。昭和51年の修理工事から43年を経て、木部の腐朽や屋根の劣化等の破損、東日本大震災等の影響による柱の傾斜が目立ち、今後の建物の保存と安全な公開に向け、建物の修理と構造補強が必要となってきました。貴重な文化財が後世に残るように改修工事を行います。

千葉県柏市教育委員会文化課 吉田敬課長のコメント

「令和という新時代を迎えた今、明治という新しい時代にキリスト教という最前線の文化を取り入れた人々の想いを伝える旧手賀教会堂の保全にご協力をお願いします」

ガバメントクラウドファンディング®とは

2013年9月にトラストバンクが提唱した仕組み。ふるさと納税を活用して、自治体がプロジェクトオーナーとなりクラウドファンディング型で広く資金を調達する。自治体は関心や共感を呼ぶプロジェクトを立ち上げることで多くの資金を調達し、寄附者は自らの意思で寄附金の使い道を選ぶことができる。地域活性化には寄附金の使い道が重要であるとの考えなどから、2017年頃から関心が高まっている。ガバメントクラウドファンディングでは、自治体が地域の課題に対する具体的な解決方法、その解決施策に対して必要な寄附金、寄附金を集める期間などを提示する。

  • ※ガバメントクラウドファンディング及びGCFは、株式会社トラストバンクの登録商標です。
  • ※ふるさとチョイスHP内GCFサイト:https://www.furusato-tax.jp/gcf/

□■ 新事業の概要 ■□

  • ◆プロジェクト名: 首都圏で現存する最古の教会堂「旧手賀教会堂」を未来へつなぎたい!
  • ◆サイト運営会社: 株式会社トラストバンク
  • ◆募集額: 100万円
  • ◆期間:2019年7月24日~2019年10月23日(92日間)
  • ◆寄附金の使い道:旧手賀教会堂見学者の利便性を高める設備工事費(上下水道やトイレ、受付など)の一部
  • ◆プロジェクトURL:https://www.furusato-tax.jp/gcf/577

(注)募集期間は、延長の場合がございます。

千葉県柏市のふるさと納税の取り組みについて

2017年10月から、「ふるさと柏」を広く応援していただくために、「柏市ふるさと寄附金事業」をスタートしました。市内返礼品協力事業者の皆様のご協力を得て、柏市の魅力ある地域資源を発信し、全国の皆様にご支援をいただいております。また、より多くの方に応援いただくための取組として、寄附の使い道の明確化も進めております。ガバメントクラウドファンディングの活用にも取り組んでおり、今回の旧手賀教会堂のプロジェクトが4例目となります。より多くの皆様のご支援をお願いいたします。


※ここに掲載されている情報は、発表日時点の情報です。最新の情報と異なる場合がございますので、あらかじめご了承ください。
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