ふるさと納税総合サイト『ふるさとチョイス』( http://www.furusato-tax.jp )を企画・運営する、株式会社トラストバンク(本社:東京都目黒区、代表取締役:須永珠代、以下「トラストバンク」) は、2018年11月21日(水)、スパイラルホール(東京・表参道)にて、ふるさと納税の優良事例を発表する「ふるさとチョイスアワード2018」を開催し、ふるさと納税の最優良事例として、高知県須崎市の「しんじょう君とふるさと納税でまちが変わる」が大賞に決定しましたので、お知らせします。
今回大賞を受賞した須崎市では、ふるさと納税を財源に、ゆるキャラブームにのって人気を得た『しんじょう君』によるシティプロモーションを積極的に取り組んでいます。現在、SNSを活用した情報発信や大規模なキャライベント開催、アジア圏でのアニメ化を進めて、海外にも進出するなど、しんじょう君をフル活用して、市を元気にしています。
「今回の受賞は、応援してくださった方々のおかげです。ありがとうございました。 B級グルメやゆるキャラ、ふるさと納税は一過性なものと言われていますが、そうではではなく、本質だということを証明してきた成果だと思っています。ふるさと納税は、お礼の品に目がいきがちですが、いただいた寄附金を何に使うか、使って行った事業がどのような成果を出したかを今後も重要視していきたいと思います。」
「今回のテーマは『ふるさと納税で生まれたストーリー』でした。ふるさと納税が施行されて10年、『ふるさとチョイス』を立ち上げて6年の月日が経ちました。当社はこれまで、『ふるさと納税は自治体が目的を実行するための有効なツールである』と言ってきました。今日、自治体職員の皆さんから発表いただいたストーリーは、まさにそのツールを有効活用した素晴らしい事例でした。 ふるさと納税により、地域が元気になる繋がりやきっかけが生まれています。 今回、50を超える自治体がノミネートし そこから選ばれた事例が発表されましたが、 日本全国には、数え切れないストーリーが生まれています。『ふるさとチョイス』は今後も地域の変化を発信していきます。 寄附者の方々にも、お礼の品の魅力だけでなく、寄附金の使い道にも関心を持っていただき、地域の皆さんを応援いただけたらうれしいです。」
ふるさと納税の制度が始まって10年が経ち、返礼品競争が関心を集める一方で、ふるさと納税により集まった寄附金が子供への支援、動物支援、自然保護、さらには災害支援など様々な地域の取り組みに活用されています。また、ふるさと納税を通じて、自治体職員だけでなく地域の事業者・生産者が、その地域ならではのお礼の品を開発し、域外に発信をする過程で、地域が自立するきっかけが生まれています。
トラストバンクは、5年前から地域(自治体)で起きている変化や寄附金の使い道の大切さを発信するため、日本最大規模の全国1,788自治体の合計1万2,000点以上の使い道や様々な取り組みの中から、 地域活性や地域の課題解決に繋がった優良事例を厳選し、表彰する「ふるさとチョイスアワード」を毎年開催しています。
今年は、「STORY」をテーマに、表になかなかでてこない、ふるさと納税によって地域が変わった様々な出来事を発表しました。全国からエントリーされた54の事例の中から、事前に審査員が選んだ8つの優良事例が会場にて紹介されました。自治体職員が自らの取り組みをプレゼンテーション形式で発表し、5人の審査員および約120名の来場者の投票により大賞が決定しました。
今後も、自治体や地域の生産者・事業者の方々の取り組みを積極的に発信することで、日本各地の地域を支援してまいります。
11ぴきのねこのまち、ずっと応援します!寄附者メッセージの半数以上が、当町出身の漫画家、故・馬場のぼる氏の代表作『11ぴきのねこ』ファンからのもの。この想いに応えるため、オンリーワンのお礼品開発を一昨年度から続けています。寄附金の使い道は、11ぴきのねこの石像設置や人形劇開催など、聖地・三戸町ならでは。
観光名所がなくても「地元の日常」を「誰かの特別」に変えれば良いのです!今年3月、県の呼びかけで市町村が連携し、体験型返礼品で地域振興を図る会議を設立。10月には複数市町村を周遊する体験コースを3エリア(7市町)で作りました。例えば、大豆畑から醤油蔵へつながる物語があり、喧騒に疲れた貴女を癒す瞑想ヨガと焼き芋があります…。市町村連携で生まれた魅力的なストーリーで、寄附者の方に感動を提供していきます。
すみだで生まれ、その生涯のほとんどをすみだで過ごしながら数多くの名作を残した葛飾北斎。墨田区では、この郷土の偉人を顕彰し、観光や産業へも寄与する地域活性化の拠点として、「すみだ北斎美術館」を平成28年に開設しました。すみだ北斎美術館では、展覧会だけでなく、様々な事業を展開し、いつまでもすみだと北斎の魅力にあふれ、地域の皆さま、世界中の方々に愛され続ける美術館を目指していきます。
経済状況が食生活に影響するリスクがある家庭の子どもに対して、企業等から提供いただいた食品等を直接手渡しで配送しています。配送をきっかけに、子どもとその家庭を必要な支援につなげ、地域や社会からの孤立を防いでいくことも目的になっています。本事業は区、NPO団体等が対等な関係でパートナーシップを組み、事業に取り組むコンソーシアム(共同体)形式を採用し、各団体の強みを活かしてプロジェクトを推進しています。
須崎市では、ふるさと納税を財源に、しんじょう君によるシティプロモーションに取り組んでいる。SNSを活用した情報発信や大規模なキャライベント開催、アジア圏でのアニメ化を進めている。地元高校生と漁業者と共にクラウドファンディング実施や、返礼品事業者と海外イベントへ出展し、海外販路開拓やインバウンド観光のキッカケ作りに取り組む。
「村民に弟子入り体験しよう!」をコンセプトにして、村民の日常を体験できるサービスをふるさと納税で始めました。始めたきっかけは、村のおじいおばあの普段の生活が魅力的だから。ふるさと納税で提供できるようになるまで、地域事業者や東京メンバーの協力、村民との調整に文字通り協力隊が四苦八苦して作ったサービスだが、残念ながら申込実績はなかった。でも、取組んだことで地域の繋がりは強くなった。寄付額や件数じゃなくて、まずはやってみる。
福岡県赤村は炭鉱で栄えた筑豊地方に位置し、炭鉱ではなく農業一筋に培ってきたどこにでもありそうな村です。この村にも日本で唯一のものがありました。それは日本で唯一、自治体名に色のみを冠していることです。その昔、正義のヒーローの主人公は必ず『レッド』が担っていました。私たちは『赤』にこだわったふるさと納税の返礼品をお送りすることで、皆さんのヒーローになれればと・・・。
ぶり奨学金制度とは、出世魚で回遊魚のブリにちなみ、学校等卒業後、地元リーダーとして活躍してほしいとの願いを込めて名づけられた長島町の新しい奨学金制度です。具体的には、金融機関からぶり奨学ローンを借り、返済した場合に、元金相当額については卒業後に長島町に戻って居住している期間分を、利子相当額については全期間分をぶり奨学基金から補填する制度です。自治体が独自に運営する奨学金制度はありましたが、自治体と金融機関が共につくった制度は全国で初めてです。ぶり奨学金の原資には、町の一般財源から1億円を拠出し、それに町民や事業者からの寄附金やふるさと納税で運用しています。
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