Japan Innovation Challenge 実行委員会 (所在地:東京都目黒区、委員長:上村 龍文、以下「JIC実行委員会」)は2018年10月7日(日)に、北海道上士幌町にて自動運転コミュニティーバスを初公開します。今回、お披露目するバスは、地域のコミュニティーの場として活用できるよう工夫がされており、今後、上士幌町でも町内で走行する予定です。
当日は、自動運転コミュニティーバスのお披露目会を行い、北海道上士幌町 町長 竹中 貢 氏、株式会社トラストバンク 代表取締役 須永 珠代 氏よりご挨拶いただくとともに、JIC実行委員会 委員長 上村 龍文より本プロジェクトの概要および自動運転コミュニティーバスの地域の課題解決における可能性などをご紹介させていただきます。その後、試乗会を実施し、実際に町民の方々に体験いただく場を設けます(注)。
今回お披露目する自動運転コミュニティーバスは、車内で交流ができる空間を意識したデザインになっています。試乗会で走行するバスは、主に子供の通学を想定した作りになっており、走行中には、「でんじろう先生」の愛称で人気の米村でんじろう氏の弟子である市岡元気先生による、上士幌町の名所・名産を使った実験映像を放映します。実験映像は、今回のイベント向けのオリジナルバージョンで、町の子供たちに科学に興味を持っていただくことを目的に製作されました。
JIC実行委員会は、2018年10月10日(水)~10月12日(金)に同じく北海道上士幌町にて、実際の山を使って行う遭難救助ロボットコンテスト「Japan Innovation Challenge 2018」(賞金総額:500 万円)を開催します。山の遭難救助ロボットコンテスト「Japan Innovation Challenge 2018」は、遭難や災害が発生した際にロボット技術を活用した支援という具体的な実用例を提示することにより、1)日本のロボット産業における製品化に向けた研究や開発を加速させること、2)同大会を通じた地域への人材還流の促進による地域活性化を目的に、2016年から毎年開催しています。
JIC実行委員会は、自動運転コミュニティーバスの実証実験および公開やロボットコンテストの開催など、ICTを通じた地域の活性化や地域課題の解決に力を入れています。今後も、より豊かな地域社会の実現を目指し、産業テクノロジーの発展を支援してまいります。
(注)試乗会は、事前登録はなく、当日受付制です。試乗には人数制限があり、当日会場に来ても乗車できない可能性がございます。
< 遭難救助ロボットコンテスト「Japan Innovation Challenge 2018」>
※内容は告知なく変更する場合があります。