日本最大級のふるさと納税総合サイト『ふるさとチョイス』( https://www.furusato-tax.jp/ )を企画・運営する、株式会社トラストバンク(本社:東京都目黒区、代表取締役:須永珠代、以下「トラストバンク」)は本日から、 当社が提供するふるさと納税を活用したプロジェクト型の課題解決支援「ガバメントクラウドファンディング」(以下、 GCF)において、 長崎県平戸市、 長野県白馬村、 沖縄県宜野湾市の3自治体とともに、 グローバル人材育成プログラムにおける資金調達プロジェクトを開始します。 複数の自治体がGCFの1つのプロジェクトに参加し、 資金調達をするのは初めての試みになります。 寄附金の目標金額は、 各自治体で異なります。 (詳細はプロジェクト概要を参照)
ここ数年、 中国をはじめ経済成長を続ける近隣諸外国の留学人口が増加する一方、 日本の留学者数は2004年をピークに下降・横ばいを続けています。 また、 世界経済における日本企業の存在感が薄れる中、 世界で活躍できるグローバル人材の育成は、 日本の急務の課題となっています。 こうした背景の中、 文部科学省は、 英語の能力だけでなく、 異文化を理解・尊重するグローバル意識、 経済活動の急速な変化や広がりに対応できる柔軟性やチャレンジ精神などグローバル人材に必要なスキルや能力を養うことができる海外留学に力を入れており、 2013年に留学促進キャンペーン「トビタテ!留学JAPAN」をスタートしました。
本プロジェクトでは、 ふるさと納税の制度を活用して、 日本中から多くの共感を得ることで「ふるさとチョイス」にて寄附金を募り、 「トビタテ!留学JAPAN」の掲げる留学生の倍増を実現する一助となることを目指します。 また、 地域の自治体が主導するプロジェクトのため、 各地域からグローバル人材が生まれることで、 優秀な人材の都市部集中の課題を解決するとともに、 地域から日本の魅力を海外に発信することが期待できます。 さらに、 すでに自治体で推進している留学支援事業の充実を図るうえで新たな資金調達の方法となります。
本プロジェクトにおける関係者のコメントは、 以下の通りです。
トラストバンクは今後も、日本の共通課題や各自治体特有の課題を解決するため、多くの自治体と連携し、先進的な事例を企画・運営することで、地域の課題解決プラットフォームとして、自治体を支援してまいります。
◆参加自治体:長崎県平戸市、長野県白馬村、沖縄県宜野湾市
トビタテ!留学JAPANについて:
文部科学省が2013年から展開する、官民協働のもと社会総がかりで取り組む「留学促進キャンペーン」。官民協働オールジャパンで若者の留学機運を高め、留学数を2020年までに倍増することを目指しています。代表的な取り組みとして、民間寄附による奨学金制度「日本代表プログラム」により毎年約1,500名を支援。同プログラムの中では、地域ごとのコンソーシアムを立ち上げローカル人材を育成する「地域人材コース」も全国20地域で展開しています。
ガバメントクラウドファンディング(GCF)について:
2013年9月から当社サイトにて提供開始。ふるさと納税の制度を活用してプロジェクト型で寄附金を募るクラウドファンディング。自治体は寄附金の「使い道」を明確にして、寄附者はその「使い道」から寄附先となる自治体を選択できるため、寄附者の意思が確実に自治体の課題解決に反映される仕組み。