2015年4月1日(水)から、株式会社トラストバンク(所在地:東京都目黒区、代表取締役社長:須永 珠代)が運営する、ふるさと納税総合サイト「ふるさとチョイス」にて、東京都墨田区は「すみだ北斎美術館整備を目的としたクラウドファンディング」を開始しました。
墨田区では今までもふるさと納税の寄附を募っていましたが、今回のクラウドファンディングではすみだ北斎美術館整備を使い道として指定し、1,500万円の寄附を集めることを目標にしています。
墨田区はこのクラウドファンディング型ふるさと納税のお礼の品として、ものづくりのまちである墨田区オリジナルブランド「すみだモダン」の品々や「すみだ北斎美術館1日館長」などを準備しています。日本だけでなく世界の北斎ファンにも見逃せない内容となっています。
ふるさと納税制度は、東京都を中心とした首都圏ではふるさと納税により税金の流出が懸念されるとの声もある一方で、住民税の約2割が控除(または還付)の対象となり、その2割は国民ひとりひとりが自由に寄附できる、つまり税金の使い道を選択できる制度としても注目されています。墨田区は課題解決のための資金調達としてふるさと納税制度を利用し(クラウドファンディング型では都内初)、寄附者にとっては、「すみだ北斎美術館整備の支援」と「ものづくりのまちの支援」の両方ができるプロジェクトとなっています。